05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
窓を叩く雨に
記憶を辿りながら
真夜中溶け出した
思い出綴ってみた
あの夏の空
赤茶けたレールと枕木数え
振り向けばいつも
独りじゃなくて
いつかボクたちが見た空が
色褪せてしまう前に
今宵詩う過ぎ去った日々
たとえそれぞれの道
続くレール違ったとしても
ボクらの笑い声 聞こえるようで
いつかあの日 確かに居たんだ
夏香る空の下の
少年&h e l l i p;
今も耳をすませば
そこにあの日のまま
ボクらあの日 確かに居たんだ
この詩の向こう側の
少年&h e l l i p;
やがて夜があければ
風もおさまるだろう
書き留めたディスプレイには
過ぎた日々が映る
歩き疲れたボクに
差し出す掌はきっと
やがて辿り着く 別れの時へ
誰も目を逸らさずに
瞳 見開いた現実が
ボクはなぜか理解出来ず
だけど時は無情に流れ
季節を奪ってゆく
それでもボクら あの夏の日
駆け抜けたそのままの 少年&h e l l i p;