



今日は愛犬サクラの命日です。今日でサクラと別れて4年です。サクラは犬として、短い生涯でした。
生まれて7年目で亡くなってしまった。。。本来なら後倍くらいは生きれたのに…。
でもサクラの辛さは見ていてよく分かったから、あのまま生き続けてもきっと辛かったはず。きっと今はココアと一緒に楽しく遊んでいるよね?
サクラがうちに来たんは、11年前。サクラは見て分かる人は分かると思いますが、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルです。だけど、柄がうまく出なくて、サクラは幼なじみの家で売れ残っていました。
そこであたし達家族がサクラを貰ったのです。あと1日遅かったらサクラとは一緒に過ごす事は出来なかった。あたし達が貰った次の日に業者さんがきて買いにきたから。
サクラは生まれる時、死にそうだった。息をしていなかった。鼻に何か詰まっていたようで。だけど、当時の飼い主さんが蘇生させてくれた。
サクラと命名したんは、飼い主さんの名前に桜とゆう字が入っていたから。それであたし達とサクラの生活は始まった。
初めてうちに来た時、何の準備もしていなかったから、サクラをとりあえず、ストーブゲージに入れておいた。あたしは玄関のすぐ近くの部屋で寝ていたんだ。そうすると、玄関から「くうん。くうん。」って声が聞こえる。サクラは脱走していた。身体が小さいからゲージから出れちゃうみたいで。それが何回かあった。
徐々にあたし達に慣れてゆくサクラ。サクラはお母さんが一番好きだった。犬は順位をつけるけど、あたしはサクラより下だったと思う(笑)サクラはすくすくと成長していった。
サクラに予防接種して、初外出も共にした。すごくビビってた(笑)それからだんだんと散歩コースを決めていった。
サクラにも友達が出来たりした。近所のラブラドールレトリバーのモモ。サモエドのチョビ。みんな大型犬(笑)モモとは対等に、チョビには服従ポーズをとっていた。
それから散歩で出会う、ゲン。ゲンはサクラの事好きみたいだったけど、サクラは逃げ回ってた(笑)
サクラは人間大好き!!だけどやっぱり子供は苦手だったみたい。
すぐ嬉ションをする(笑)うちらが帰ってきたりしても嬉ションしてた


あとウンチすると必ずお母さんに報告しに行ってた。した後褒められるのが好きだったみたい

サクラは甘えん坊。でも小心者(笑)で、ヤキモチ焼き

お母さんが姪っ子とかをあやしてると、すごいヤキモチ焼く(笑)
サクラとは楽しく生活してた。5年前までは。
あたしが高校2年の時。朝ご飯を食べる時サクラはあたしの膝の上に顔を乗せていつもいた。そこでサクラの呼吸の仕方がおかしいのに気付いた。お母さんにすぐゆって、病院に連れて行った。あたしは高校があったから行けなかったけど。今でも覚えてる。
音楽の授業が終わった時、うちに電話した。あたしは泣いた…。
サクラは心臓病。治らない…。あたし達はサクラが徐々に弱ってゆくのをただただ、見てゆく事しかできなかった。。。
最初は元気だった。病気だなんて、心臓病だなんて思えなかった。
だけど、サクラはだんだん衰弱していった。散歩に行きたがらなくなった。ご飯を食べなくなった。菓子パンを買ってきて口元に持っていったけど、それも食べない。
横になって眠りたがらなかった。眠くてもお座りしたままだった。その光景が今でも忘れられない。。。もしかしたらサクラはこのまま横に眠ったら二度と起きれないと思っていたんじゃないかと思えるほど。
サクラは肺に水が溜まっていった。見た目でもすごい分かるくらい…。病院へ連れて行った。
延命として、肺の水を注射で抜く事が出来るとゆわれた。だけど、それによってショック死する事もあると聞かされた。家族会議を開いた。延命になれば少しでも一緒にいられる。だけど??もしショック死したら??そこでバイバイなんだ。
あたしは反対した。延命に繋がる可能性もあるけれど、今サクラがいなくなったらと考えると怖くて賛成できなかった。お母さんも同じ意見だった。
だからあたし達はサクラを見守ってゆくしかできなかった。サクラは薬のせいで、オネショをよくするようになった。無自覚で。だからオムツをした。
サクラが弱っていってからは本当に早かった。全てが…。体調不良が多くて…。サクラが弱って逝ってしまうまでの時間は本当にわずかだった。
4年前の今日。サクラは逝った。サクラは廊下で寝ていた。あたしが会社へ行くとき「くうん」と鳴いた。それが最期とも知らずにあたしは会社へ行った。
お父さんからの一通のメール。11時半過ぎに着信。
サクラが亡くなったよ。
あたしは大声で泣いた。
家に帰った。サクラは寝ているようにしか見えなかった。ただ、ただ、眠っているようにしか…。
お母さんがゆっていた。
息を引き取る前に「くうん」と一鳴きして鼻から血を流し亡くなったと…。
サクラを撫でた。冷たかった。ただ眠っているようにしか見えないのに…。
サクラは逝く数日前にあたしに服従ポーズをしてくれたり、お母さんには尻尾を振ったりしてくれてた。
それが今に思うと、幸せに思う。
サクラはあたしの友達、当時まだ結婚していなかったけど、旦那、家族に見送られ火葬場へ行った。
あたしはサクラが病気だと知った時、何かないかと考え、サクラに首輪を買った。今までつけていなかったから。飼い犬としての証。あたし達の家族とゆう証。
今も持っている。形見として…。お母さんはサクラの耳の毛をハサミで切って袋に入れてある。サクラの写真と一緒に今も飾ってある。
まだあの時の悲しみが忘れられず書いてる時に大泣きしてしまったけど、大丈夫だから。心配しないで。
サクラはずっとあたし達の家族だから。ずっと忘れないから。
ずーッと大好きだからね。
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