
とりあえずあたしはダンボールを用意した。仔猫は自分で体温調整が出来ない。だからペットボトルに75℃のお湯を入れて、低温火傷しないようにいらないバスタオルに包めてルナを寝かした。ルナはペットボトルが母親の温もりと勘違いしてずっとペットボトルにしがみついて寝ていた。
ミルクをあげ、そのあとは自分で排泄出来ないからお尻とオシッコの部分を刺激。そうすると排泄をする。ずっとその繰り返し。しかも2時間起き(笑)お湯も冷めてしまうから何度も入れ替えた。
でもルナは鳴かなかった。その時は。
次の日獣医さんに連れて行った。
「元気な子だねぇ

」とゆわれて一安心。それから一応野良って事で虫下しを飲ませた。つか、処方された。
だから虫下しを飲ませたんだ。
そしたら次の日ルナの元気がない。鳴き方がいつもと違う。その瞬間ある言葉を思い出した。
猫に詳しい人からのメール。
「この小ささじゃあ育てるのはムリに近い。」
だからあたしはすぐ動物病院へ直行した。その時はまだ獣医さんがいなくて預けるって形になった。
夕方。ルナは元気になっていた。
どうやらお腹に空気とゆうかガスが溜まっているとゆう。だからあたしはそれ以来ミルクを飲ませた後、背中をポンポンと叩いてゲップさせるようにさせた。それからは順調だった。
あたしはルナの体重用紙を作った。
4月26日。体重は115g


どんだけ小さいの?軽いの??って感じ。でも標準より少し小さいくらいだったからそんなに気にはならなかった。
体重表を作って毎日量ってた。ルナは順調に育っていった。
それと同時に飼いたいとゆう気持ちも膨らんでいったのだ。でも飼えるかなんて分からない。ルナがあたしの生きる勇気を与えてくれたのは事実なのだ。だからこそ、ルナを飼いたいと思うようになった。
ずっと心の内に秘めた願いだった。
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